女性の泌尿器のお悩みは、第二の人生を楽しむためにも早めの治療が大切です。
水分摂取、膀胱訓練が重要です。
1起床後から、夕食まで、2時間ごとにコップ1杯の水分(水、お茶など)をとり、2,3時間おきに排尿することを おすすめします。
2便通を整えてください。便秘を続けますと、大腸の大腸菌が膀胱炎をおこしやすく変化するそうです。
3シャワートイレで排尿ごとに洗浄はせず、時々の使用にしてください。
受診される前には、出来る限り、抗生物質の服用は控えてください。膀胱炎の原因菌が検出されず、治療の妨げに繋がります。
これは急に尿意を感じて我慢ができずにもれてしまう症状(切迫性尿失禁)です。やはり原因は骨盤底筋のゆるみです。
骨盤底筋体操と投薬で改善できます。
急に尿がしたくなり我慢が難しくなる病気で、尿が近くなり我慢できず尿を漏らしてしまう事もあります。
骨盤底筋を鍛えたり投薬療法があり、過活動膀胱の症状を改善する事ができます。薬物療法としては抗コリン剤、β3刺激剤などがあります。抗コリン剤は有効ですが、薬の副作用(口内乾燥・便秘・残尿量の増加等)があります。一方、β3刺激剤も頻尿を改善し、尿意切迫感、切迫性尿失禁を軽減しますが。この薬剤は口内乾燥、便秘、残尿増加も少なく、特に女性の過活動膀胱治療薬に適していると思います。2剤ともに特徴のある有効な薬剤ですので、専門医を受診し、適切な治療を受けられることをおすすめします。
診断の難しい病気ですが、決して少なくありません。なおかつ原因が良く分からない病気です。膀胱や下腹部の痛みが特徴で、尿が近く急に尿がしたくなり我慢できない症状を伴います。女性に多く、平均年齢は50歳くらいと言われます。
泌尿器科では「尿」と「尿に関わる器官」を診察・治療します。患者さんのお悩みを尿検査の結果(時間の必要な詳細事項は除く)とあわせてお聞きします。産婦人科のような内診はほとんどありません。
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